装具とは、外傷や病気のために四肢・体幹の機能に問題が生じた場合に使用されます。
目的は装具によって様々ですが、病気やケガの治療を目的とするものや、
後遺症により失われた機能を代償するために用いられるものがあり、
変形を矯正する物や身体の機能の代償を行う物などがあり、
コルセットやサポーターとも呼ばれています。

利点としては少ない力で体重支持ができる、痛みの出る部分の動きを抑制できる、
変形した部分の矯正などが挙げられます。
しかし欠点として装具使用部分周囲の筋力低下、関節拘縮などが挙げられます。
そのため、装具の使用は極力短時間で終了させることが望まれます。
それには適切に運動を行い、装具で支えているものを自分の筋肉で支えられる
ようにする必要があります。
装具は種類も多く、それぞれ適応等も異なるため、使用前に医師、
もしくは理学療法士にご相談ください。