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長谷川病院 リハビリテーション科講座12

長谷川病院 リハビリテーション科講座12

ストレッチとは「伸ばす」「引っ張る」という意味で、スポーツ活動時の準備運動・
整理運動やリハビリテーションの場面でも幅広く活用されています。

○ストレッチの目的

準備運動として行われるストレッチは、運動に関わる筋肉や腱の柔軟性を高め肉離れや腱損傷を予防することを目的とします。整理運動として行う場合は運動により緊張した筋肉をほぐし血液の循環を促がすことにより、筋肉の中にとどまった疲労物質を減少させることを目的とします。
リハビリテーションで行われるストレッチは、痛みや過剰に使いすぎることで生じる筋肉の硬さを解消することや、安静による運動不足のために関節が固まってしまうことを予防、もしくは改善することを目的とします。そのため、筋肉だけでなく関節を包む組織も対象として実施されます。

○安全なストレッチをするためには・・・

①軽い足踏みや深呼吸を行い、体を温めた状態でリラックスして行う。
②ストレッチしている間もゆっくりとした呼吸を続ける。
③反動をつけずにじっくりと伸ばしていく。
④1回のストレッチにつき15秒~30秒程度の時間をかける。
⑤痛みのない範囲(伸ばされて気持ちいいと感じる程度)で行う。

具体的な方法や適切な姿勢は当院で開催している「歩き方教室」等でご紹介させて頂いてます。興味のある方は当院リハビリテーション科までお尋ね下さい。