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長谷川病院 リハビリテーション科講座2

長谷川病院 リハビリテーション科講座2

施術の様子
施術の様子
膝の痛みはなぜ起こるのか・・・?

膝関節には「大きな負担」がかかりやすい!
膝関節は他の関節と比べると構造上、不安定な関節です。そのため、膝関節の周りには、他の関節と比べて、筋肉・靱帯・半月板が多く存在して膝関節を支えています。膝関節には歩行では体重の3倍、階段では体重の5倍の負荷がかかります。

したがって、肥満や筋力の低下があると膝関節への負担はさらに増加して靱帯や半月板の損傷が起こり、さらには関節の変形が進行して、痛みを増強する恐れがあります。変形性膝関節症の多くは40歳を過ぎて発症しやすく、女性に多くみられるのが特徴です。また、スポーツ選手も膝関節はねんざなどで靱帯や半月板の損傷を起こしやすいとされています。

どのような治療法があるのか・・・?

①「薬物療法」・・・・・関節への注射、関節の水を抜く、薬を飲む・貼るなど。
②「運動療法」・・・・・リハビリで膝の関節を安定させる筋力を強くします。
3「補装具療法」・・・・足底板、テーピング、サポーター、杖で膝関節への負担を減らします。

※①・②・③の治療をバランスよくおこなうことが大切です。