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「食」と「医療」

「食」と「医療」

料理長 杉村 竜也(すぎむら たつや)
料理長 杉村 竜也
長谷川病院では、患者さまが健康を取り戻すためには「医療」と「食」の融合が重要だと考えています。院内で提供される食事は、患者さまの健康状態にあわせて、塩分やカロリー計算されているだけでなく、素材本来の味を楽しめるよう、食材にもこだわっています。とくに、野菜は地域の農家と直接契約した有機野菜を使用。
病院に届けられる新鮮な野菜は、化学肥料や農薬をできるだけ使用せず、堆肥にはワラや豚糞などの自然由来のものを使い、長い年月をかけて土づくりされた豊かな畑で収穫されます。農薬を抑えた栽培は、一般的な栽培方法に比べ、手間や時間がかかりますが、収穫される野菜の色や味が濃く、中身がギュッとつまっています。
私たちは、毎日欠かさずに食べる「食」も重要な治療のひとつと考えており、ただ栄養を摂るだけが目的でなく、食事の時間そのものが楽しくなるように、盛りつけなどにも工夫を凝らしています。長谷川病院では本当のホスピタリティを提供するため、「医療と食の融合」を推進してまいります。
契約農家の宮内農園でブルーベリーの収穫

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色や味が濃い有機栽培の野菜
色や味が濃い有機栽培の野菜