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長谷川病院 リハビリテーション科講座13

長谷川病院 リハビリテーション科講座13
ー股関節の痛みについてー

股関節はヒトの中で最も大きい関節です。股関節周囲には筋肉が多く存在していて足からの力を上半身に伝えて、立っている時や歩いているときの姿勢をよく保つ役割があります。そのため、股関節の筋力低下や関節可動域の制限は股関節痛だけでなく、股関節の近くの腰、膝にも痛みを出現させ、姿勢不良を引き起こします。また、股関節痛は痛みが出現する以前に股関節や腰、膝を痛めた方がなりやすいと言われます。

○股関節の異常による姿勢への影響

股関節の異常によって筋力が十分に使えなくなることで、ヒトは歩く時に骨盤を地面と水平に保てなくなり、股関節の異常側におしりが大きく傾く姿勢をとります。この歩き方を続けると筋力がさらに低下して、痛みや関節変形を引き起こします。

※股関節の異常は改善することもありますので詳しくはリハビリテーション科にお尋ね下さい。